日本政治論

政局の構図の時代区分:今は新旧政党が入れ替わる時代!

政局の構図については、「自民党派閥交代政局の時代 1955〜1993年」「与野党政権交代政局の時代 1993〜2012年」「新旧政党交代政局の時代  2012年〜」の3時代がある。長期的にみれば、団体依存の旧タイプの政党は勢力を失っていき、個人の判断で投票先を変える有権者への働きかけを重視する政党が、政局で大きな力を発揮するだろう。なお、現状では若年層からも一定の支持を得られている自民党は立憲民主党よりも新タイプ的に見える。
情報政治学

陳腐な解散批判は政治力の低さの証明!

定番の解散批判である「大義がない」「政治空白をつくる」「党利党略だ」という定番のセリフは、あまりにも陳腐で空疎である。もう少し国民の心を動かす言葉遣いを批判者には求めたい。
情報の政治力

高市首相の人事と言葉は「謹厳実直」

自由民主党と日本維新の会による自維連立政権ができ、高市早苗氏が衆参両院の首班指名を受けて首相に就任した。当然のことながら就任直後に組閣が行われて高市内閣が誕生し、その後まもなく国会において所信表明演説が行われた。私には複数の新聞社からの取材...
日本政治論

都議選総括:驚くべきは党より議員!

都道府県議会で無投票当選者がいないのは東京都だけである。東京都議会では女性比率や若手比率も高く、活力がある。東京都なみに地方政界を活性化させていかないと、地方創生の実現はむずかしいだろう。
G7サミット論

2025年のG7サミット:存続だけが意義だった?

G7カナナスキス・サミットでの政策合意はかなり少なく、しかも貿易や気候変動などには触れなかった。トランプ大統領は途中で帰国したが、2027年に議長国を務める以上、アメリカは今後もG7に参加するだろう!
G7サミット論

カナナスキス・サミットで石破首相は活躍できるか?

日本にとってG7サミットは日米の二国間協議の場としても重要だった。G7サミットは時間軸となって日本の経済政策のグローバル化に役立ってきた。カナナスキス・サミットでは、内政型政治家の石破首相の外交能力も問われている。
G7サミット論

カナナスキス・サミットはG7存続への試金石なのか?

2025年のG7サミットは「G6+1」の様相となる可能性がある。首脳声明の発出も初めて見送られる。だが、アメリカ・ファーストに自制をうながすことができる政治のしくみがあるとすれば、もっとも可能性が高いのはG7サミットだ。
公共教育教材

弁論大会やディベートを学校教育に!

政治を体験する早道は言葉の政治的利用に目を向けることだ。「社会」や「公共」では、スピーチやディベートなど、聞き手を説得し、論破できる「言葉の力」の習得を図ってほしい。民主政治を動かすには「弁論・雄弁」の訓練が重要だ!
日本政治論

支持率25%以下は政治の基本技量不足!

「議会の多数」と「国民の支持の多数」の両方がないと、政権運営はままならない。世論の支持の喚起は政治リーダーの基本的なワザであり、支持率が25%以下になるようでは、首相を務められるレベルの政治家ではないといえる。
情報政治学

失言は政治家の能力不足の反映!

失言には差別発言(直接的・間接的)と不適切発言(分不相応型・軽率型)がある。重要政治家の発言は記録される以上、失言するようでは有能な政治家とは言えない。
情報の政治力

公営選挙の縮小はマスメディア利用の削減から!

選挙ポスター品位規定を盛り込んだ改正公職選挙法が施行されたが、ネット選挙時代に公営選挙の在り方はあまり議論されなかった。まず再検討されるべきは、代替手段がある新聞広告やり悪用されやすいテレビの政見放送ではないだろうか。
情報の政治力

SNS選挙問題は「大学紛争」に似ている?

SNS選挙の問題は「大学紛争」に似ている。「若い世代中心」と「既存秩序への反発」という参加者の特徴が共通してて、ツールは違うが(昔はゲバ棒や火炎瓶)バッシングや炎上という暴力的現象が問題視されている。
情報の政治力

期日前投票を前提に選挙情報の在り方を再検討すべし!

近年の国政選挙では投票者の約2割が期日前投票を利用している。公的な選挙情報をほとんど目にしないまま、選挙がはじまった翌日から投票ができる。期日前投票の制度化、ならびにインターネットやSNSの選挙利用の普及を前提に、選挙運動や選挙期間の在り方は再検討されなければならない。
情報の政治力

インターネットやSNSは選挙を活性化する!

マスメディアが切り取るのとは異なるかたちで見聞きできるのはよいことだ。SNSやネットの選挙への影響については危惧する点もあるが、民主政治の本質にかかわる以上、規制すべきものではない。
情報政治学

石破首相の施政方針演説はナイナイ尽くし!

石破首相の施政方針演説には3つの特徴がある。1.「呼びかけ」がない。2.「国民向けの引用」がない。3.「パフォーマンス」に乏しい。これらのことから、わたしは石破首相の政治コミュニケーションの特徴を、理屈っぽく感情に欠けるものと評価したい。
日本政治論

「変わり身?解散」

解散総選挙の時期や裏金議員の公認問題で石破さんの言葉が揺れている。解散に関わりがある以上,それを理由に「変わり身?解散」と名付けたい。また,ほかの党首も新顔になる中,中身は変わった? という意味でも「変わり身?」と考えたい。
日本政治論

石破茂内閣は,持論誇示内閣!

石破首相は,自身の意向をためらいなく発揮して,組閣をした。「派閥なき自民党の時代」が始まったゆえの「首相主導人事」だった。持論の地方創生と安全保障を重視するとアピールする「持論誇示内閣」だが,政策重視の人事になったので,閣僚の出身地域には偏りが見られる。
G7サミット論

サミットの歴史を振り返る(その2) ロシアの参加と追放は当然の成り行き!

G7サミットはソ連崩壊後の混乱に対処するため,あえて旧敵のロシアをメンバーに加えた。しかし,独善的なプーチン大統領のクリミア半島併合を期に,ロシアを追放し,政治的価値観を共有するG7に戻っていった。
G7サミット論

プーリア・サミットは高評価!

プーリア・サミットのコミュニケは26の政策分野で約470の国際公約(コミットメント)を盛り込んだ。広島サミットと比較するとその量は少ないが,内容などから見て合格点がじゅうぶんに与えられるサミットになったと言えるだろう。
G7サミット論

祝サミット50周年! サミットの歴史を振り返る (その1)

G7サミットの50年の歴史を理解するには,まず25年ごとに前半と後半に分け,さらに前半に5つのフェーズがあったとするとわかりやすい。